我が家の地デジ・実施報告

デジタル放送推進協会(Dpa) 近畿総合通信局

2009年9月、ひょんなことからチューナーが手に入りました。移行時の過程は以下の通りです。
求めよ。さらば与えられん。。。でしょうか。ラッキーを活かして、記録に残します。

1.接続について。
  UHFアンテナケーブルをチューナーに接続、オーディオケーブルをテレビの入力端子につなぎました。

  B−CASカード(ICカード:違法コピー抑止)をセットして、電源アダプタをつなぎ、スイッチON。

  簡単そのものです。ドライバーもペンチも要りません。

  イオンから五千円のチューナーが売り出されます。どんなものか今後も監視します。(’09/09)
  比較サイトの価格.comで違うものも¥4,980でダイナコネクティブから出ています。

2.初期設定について。
  テレビの電源を入れて、入力切替ボタンでチューナーをつないだ端子にあわせますと、、、
  初めての言葉が並んでいました。

  ワイドテレビ、4:3レターボックス、4:3バンスキャン、変更可能なのでバンスキャンを設定。
  決定ボタンを押しますと、自動チャンネル設定ページが出てきました。

  何分もかからなかったと思います。只今何%というゲージを見ていました。

3.運用開始。
  初期スキャンでは、D1:NHK、D2:NHK教育、D3:サンTV、・・・となっています。
  家のものも間違わないように、NHK教育を12、NHKを2にチャンネル割り当てを変更しました。

  変更出来る点も少ないですが、今後使ってみて・・・                下へ

4.運用してからの対応。
  テレビの電源とチューナーの電源、操作が2つになります。当たり前ですが、不便です。
  チューナーのコントローラーが上手く考えられていて、テレビ側の電源も操作できるものでした。

  目覚まし代わりにテレビのタイマー予約をする場合。テレビ側のタイマーセットとチューナー側のセット。
  チューナーには、番組視聴予約なるものがついていましたので、六時半にチューナーがONに出来ました。


5.今後の課題。
  アンテナ工事などもなかったため、簡単に取り付けられました。
  しかしながら、ビデオデッキの運用について、我が家のややこしい話が残ります。
  現状は、アンテナケーブルがビデオを経由してテレビに入っているため、途中でデジタルに変換すると、
  テレビ側にアンテナ信号がいかなくなります。
  アンテナケーブルを分岐してテレビとビデオに入れる必要があります。
  そして、それぞれにデジタルチューナーで変換すれば、テレビを見ながらビデオ録画が可能になります。

  今後も、安価なチューナーが出てくるようですから、ころあいを見計らって移行したいと考えています。

6.我が家の地デジ移行、総括
  なにはともあれ、思い描いていた通りの結果で安心しました。ついでに安いチューナーも買い足しました。
  H22.07/15、移行予定分は完了。
  出費額:チューナー3台(もらい物、¥4,750、¥4,980)、分配器(¥2,856)、
      アンテナケーブル1m(¥1,167)、コネクタ2個(¥672)
  今後の予定:完全移行まで使用しながら慣れていく考えです。

  香寺支部の予想:今後五千円以下のものは出てこないのではないか。
  ¥3,000程度まで下がると言う人もいます。
  さて皆さんは、今後をどう読みますか。。。
  安い買い物が出来たら、また、ここでご報告します。               下へ

7.使ってみて、その後
  チャンネルチェンジのタイミングがワンテンポ遅れる感じがあります。画像処理速度?

  初期故障?。7日目にして電源が入らなくなりました。便利に使っていた分、残念。
  早速修理に出しました。(9/10)
  まだ、アナログ放送が見られるので、助かっています。これも運用テストの目的です。

  9/19、イオンから出た¥4,750のチューナーを買って来ました。
  早速、テレビにつないで見ました。故障のチューナーよりもっと簡単。
  画面も変わりません。
  ちょっと気にくわないのは、選局周波数が福崎局では無いような表示。
  メニューからチャンネル選局を確認、しっかり福崎局の周波数でした。

  10/3、修理から帰ってきました。
  シルバーウィーク祝日と手配がゆっくりだったため、期間を要しました。
  差し引いても二週間のレスポンス、二年後に故障しないように祈るしかありません。
  初期故障さえなければ、故障しないように作ってあるはずなんですけれどね。
  五千円のチューナーの方は、絶好調のようです。

  10/6、ビデオデッキにつないで見ました。
  国体のバスケットの中継をタイマー予約してみました。
  デジタルチューナーには、番組視聴予約機能があり、自動的にON/OFFされます。
  ビデオデッキの録画をL1(ライン入力)にして、時間設定しました。
  チューナーの方は、正確に立ち上がりますが、ビデオ予約はタイマーの精度によります。
  それでも、思った以上にきれいに録画されていました。
  個人的には使えそうな感覚を得ました。これからも何度かテストしたいと考えます。  下へ

  ともあれ、アンテナ・ケーブル配線は、我が家の現状設置のまま使えることが確認できました。
  ビデオのケーブルも分配器で分岐して今までどおり見ることが出来るとわかりました。
  後は、ビデオの分のチューナーを買うのか、やめるのか、テレビが壊れるのが先か、、、
  ゆっくり使い込んでいけそうです。

  H22/04/10、ご近所情報。
  近くの方が、入学祝にテレビを購入した際、室内アンテナでもダイジョウブだったとのこと。
  近所のジャパンで売っているところから、香寺地区は、アンテナで悩む事は無いようです。

  H22/07/15、切り替えまで一年あります。
  せっかちなもので、もう1台買ってきました。今度のはBUFFALO社製のDTV−S31。
  ご近所のスーパーで¥4,980でした。まだまだ安くなるのでしょうが、ついつい手が出ました。
  設置の仕方も、新型になればなるほど簡単になっているようです。慣れもあってか
  5分ほどで完了しました。これで、我が家のチデジ移行計画、とりあえずは完了です。

8.今後の展開(H22/07/24)デジタル化まで、一年を切りました。
  アンテナの工事がある場合に、時間的な余裕が必要です。日曜大工でかたづくレベルですか?
  ご近所さんとの連携で、電波状況の良し悪し、工事費用の概算などの情報を得ましょう。
  サンテレビやテレビ大阪などを見ているアンテナではUHFが受信されています。
  一台でもいいですからUHFに繋いで、デジタル局を選局テストしてみましょう。
  余裕で残りの期間をお迎えください。              下へ

  有識者といわれている人が、2〜3年先に延ばせとの意見を出したというニュースもどこへやら。
  他人事のように文句ばかり言っていられません。いつかはやらなければならないのなら、、、
  また、最近では光ケーブルでパソコンをつないでいる家庭も多くなってきました。
  月々¥500追加でインターネットテレビとしてデジタル放送が見られます。工事費も必要です。
  しかし、貧乏人の考え方は、一年で六千円、何年も払い続ける月五百円が気になるのです。
  我が家では、二万円程度の出費に抑えられました。あと何年アナログテレビが使えるかです。

9.平成23年5月20日、アナログ放送終了まで二ヶ月程になりました。
  地デジチューナーは、すこぶる快調です。リモコン操作にも慣れてきました。
  インターネットで検索してみましたが、最低価格も¥3,800程度と下がって来ているようです。
  古い家屋に住まわれているときは、平型ケーブルは減衰率が大きくなり交換工事が必要です。
  アンテナ工事もUHFアンテナに交換しなければならないために、そろそろ動き時かと考えます。
  ブースター(増幅器)なども必要かもしれません。しつこいですが周囲の状況確認が必要です。

  皆様は、せっかちな意見に惑わされずに、周囲の環境に合う方法で移行されたと思います。

10.平成23年7月24日、am12:00、アナログ放送が終了しました。
  デジタル放送完全移行の日です。我が家でもテレビの入力切替でビデオに切り替えました。
  いつものテレビ生活です。真のデジタル化は、まだまだ先の話です。顔晴るぞ。。。

11.平成23年8月18日、電気屋さんに聞いた話です。
  となりで外装工事のためにネットを張られたところ、画面が映らなくなったとのことでした。
  UHFの地デジ電波は、VHFのように回り込みが少なく遮蔽されるケースが多いようです。
  アンテナを高くするなど、障害物をよける工夫が必要かもしれませんとのことでした。

  ケーブルテレビに契約すると、アナログテレビをそのまま使えるのも2015年に完全移行します。
  そのころには、アナログテレビも買い替えの時期になっているのでしょうか。
  ケーブルテレビの契約料を惜しむ我が家では、すっきりしない話のメモです。

  それでは、楽しいテレビライフをお過ごしください。

デジタル専用カード(B−CAS)の交換・修理
B−CASカードのユーザー登録は、H22/07/15現在不要になりました。

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