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栄養について



身体の基礎知識(分子矯正医学のお話)
「人間は、骨身を削って動いている」という話です

  人体と栄養について理解するために、以下のような細分化をしてみました。
1.人体は系(骨格系、神経系・・・等)から成り、それらは、臓器、器官の機能から成る。
  さらに細かく見ていくと、組織(神経組織、筋肉組織、上皮、結合・・・等)、さらには
  細胞から成っている。
2.細胞の構成元素は、 酸素 (O:76%),炭素 (C:10.5%),水素 (H:10%),
  (重量比:平均)  窒素 (N:2.5%),リン(P),カリウム(K),硫黄(S),
            その他(1%)
3.筋肉の細胞も同じく 酸素、炭素、水素、窒素・・・の元素から成っている。
  その為、栄養を取らずに何もしないでいると、脳で使う糖分を作り出すため、筋肉や骨の
  細胞を使っていく
ことになるそうです。
  一例.成人(20歳)で、60兆〜100兆の細胞を持っているとされている。
  細胞分裂のピークは25歳と言われています。それ以降、平均15億/1日ずつ減っていく。
  つまり、老化していく。(脳細胞は、150億〜1兆あり,10万個/1日 減少していく)
4.細胞の構成物質は、 水分(85%),タンパク質(10%),脂質(2%),
 (重量比;平均)   核酸(DNA:0.4%,RNA:0.7%),無機物質(1.5%),
            その他の有機物質(ビタミン、代謝産物:0.4%)
5.人体の構成元素は、 酸素(O:65%),炭素(C:18%),水素(H:10%),
 (重量比;平均)   窒素(N:3%),カルシウム(Ca:2%),リン(P:1.1%),
         カリウム(K:0.35%),硫黄(S:0.25%),ナトリウム(Na:0.15%),
         塩素(Cl:0.15%),マグネシウム(Mg:0.05%)・・・99.99%
     その他 鉄(Fe:0.004%),銅(Cu:0.00015%),
         マンガン(Mn:0.00013%),ヨウ素(I:0.00004%),
         亜鉛(Zn),コバルト(Co),セレン(Se),クロム(Cr),
         ニッケル(Ni),バナジウム(V),珪素(Si),フッ素(F),
         砒素(As),モリブデン(Mo),スズ(Sn),鉛(Pb),
         テクネチウム(Tc) から成る。   下部へ
6.まとめ
 これらから、体内で作り出せない栄養素は、約50種類あることになる。(必要な栄養素)
空気・水などの元素(24種類)、化合物[アミノ酸(8〜10種類)、ビタミン(12種類)]

・普通に人体に存在し、生命に必要な物質・栄養素等を正分子と呼ぶ。
 19世紀後半から北米を中心に、分子矯正医学(正分子医学)として研究されている。
 正分子の体内濃度を変動させ、最善の分子的環境にする。

 サプリメントで必要な栄養素をと言う考えも有りますが、ブレーキの無い攻撃型の栄養素の
 乱用は危険ではないでしょうか。食事から無理なく取る栄養が大事だと考えます。
 下の資料(PDF)では、ビタミン、ミネラル、アミノ酸について分類しています。ご一見下さい。

 骨の健康について

 骨(硬骨)は、水(15%)、無機質(50%;ミネラル、カルシウム等生活機能を持たないもの)、有機質(35%;タンパク質(30%)、多糖体(5%))から成る。 (軟骨は、水(73%)、有機質(24%)から成る。 有機質:生活機能を持ち脂質・糖質・タンパク質(C,O,H,N,Sを含む化合物)に分類できる。)
 カルシウム(Ca)は、その中で重要な構成要素になる。 カルシウムは、骨・歯以外に主に骨格筋、血液、脂肪組織、中枢神経系、肝臓、肺、腸管、皮膚、腎臓、心組織等に分布している。
 血液には、カルシウムが約10mg/100cc含まれる。通常の大人の体内に6リットルの血液があるとすれ ば、血液中のカルシウムは600mgである。 そして、毎日約300mg排出されると言われているため、こまめに補給する必要がある。
補給時、腸からの吸収率が非常に悪く(一番良い牛乳で50%)ビタミンDを必要とする。

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食べないでいると痩せて行きますが、肌はカサカサし潤いが無くなります。
今度食べたときには、身体の中に蓄えようとします。(お相撲さんの原理です)
無理を続けると、内臓組織が傷つき、食べても受け付けない身体になりかねません。
様々な情報に惑わされず
必要に応じて食べることと、ビタミン、ミネラル、アミノ酸のバランスが重要なのです。